わが懐メロ集〜YouTubeより


最初に自分なりの懐メロの定義を。まず、なんらかのかたちで音源を所持しているものはすべて省いた。そういったものは数年にわたって聴いていることが多いので、当時もいまも「現役」であって、とうてい懐メロにはなりえないから。

曲目も演奏者もわからないが、どこかでなんとなく出会って鮮烈な印象をうけ、それを思い出すたびに懐かしい気分になるもの。それがここでいう懐メロのおおざっぱな定義。

以下、動画を紹介しながらかんたんなコメントを付す。


まず洋楽編

Ludmilla's Theme - YouTube
「リュドミラのテーマ」(ヘンリー・マンシーニ

カセットにたまたま録音していたものをその後紛失。今回ネットにあがっていたのをつかまえて聴いたが、これは映画(「時よとまれ、君は美しい」)もよさそうで、機会があれば見てみたい。

ENNIO MORRICONE -"Cavallina A Cavallo" (1979) - YouTube
「馬に乗る牝馬」(エンニオ・モリコーネ

池田満寿夫の映画「エーゲ海に捧ぐ」のサントラより。これもなにかの折に録音したカセットをその後紛失。心躍るイントロ、ふたつの間奏、チチョリーナのスキャット(?)など、すべてがすばらしい。佐藤陽子のヴァイオリンの音色もすてき。

Dalida feat. Alain Delon - Paroles,Paroles - YouTube
パロールパロール(あまい囁き)」(ダリダ)

茶店でバイトをしていたころ有線でほぼ毎朝聴いていた。当時はパロールではなくてパローレと聞こえたので、イタリアの歌かと思っていた。

Danielle Licari - Concerto pour une voix - YouTube
「ふたりの天使」(ダニエル・リカーリ)

はじめて聴いたのはどこだったかおぼえていない。大学の入学式のときに使われていて印象的だった。

Harlem Nocturne By Sam "The Man" Taylor - YouTube
「ハーレム・ノクターン」(サム・テイラー

はずかしながらエロビデオ(裏もの)にて。このビデオ、音声はなくひたすらサム・テイラーの曲ばかりが使われていた。オルガンとマイナーメジャー7thの妖しい響きが決め手。


次は邦楽編

http://www.youtube.com/watch?v=lnhjN41Hadw
「五ひきのこぶたとチャールストン

NHKみんなのうた。小学校のころ音楽の先生が毎日のように「みんなのうた」を聴かせてくれた。印象に残っているのは多々あるが、これはとりわけ好きだった一曲。

http://www.youtube.com/watch?v=QJIZs85kVAw
「そして君は」(ガロ)

これも「みんなのうた」から。しかし、いま聴くと意外につまらない曲だ。あとこれはどうしても映像がほしいところ。

YouTube
「修羅の花」(梶芽衣子

これも小学生のころにラジオで聴いて鮮烈な印象を受けたもの。同名の映画については前に感想を書いた。同じころにジム・クローチェの「タイム・イン・ア・ボトル」も好きだったが、これはその後だいぶしてからレコードを買ったから、ここで定義する懐メロではなくなった。

http://www.youtube.com/watch?v=GfDjcZZ9XfU
「希望」(岸洋子

http://www.youtube.com/watch?v=pMf-NwJE5fQ
「白い蝶のサンバ」(森山加代子)

この2曲についても前に書いた。私がはっきり「歌謡曲」というものを意識したいちばん古いもの。

http://www.youtube.com/watch?v=ObVa12MycqU
「赤い風船」(浅田美代子

これは「わが懐メロ」ではなく、わたしの伯母が好きだったもの。ただ今回検索してみて、浅田美代子があまりにかわいいのでおまけとして紹介する。こういうのを見ていると、昨今のアイドルがみんなビッチにみえてくる。