スイーツ(笑)に隠されたひみつのなぞ


スイーツ(笑)なんてバカにされているようだが、私は女の子が使うスイーツはあまり気にならない。気になる、というか気に入らないのは男が調子にのって使うスイーツだ。まずこいつらをなんとかしろ、といいたい。

きょうは旧知の、しかし新たに同僚になった人と話をしていたが、デザートの話になったとき、彼が「スイート」といったのを聞いてなんかほのぼのとした気分になった。もちろんスイーツというつもりでsをつけ忘れただけだが、こういう素朴な間違いにはスイーツ(笑)なんかのつけこむ余地はない。これが女の子だったらもっと「萌え」たかもしれない。私は万事女の子には点が甘いのでね。

しかし、自分でも最低だと思ったのは、彼が「スイート」といったとき、ほとんど反射的に「スイーツ?」と聞き返したことだ。なんということだろう、自分の軽蔑するスイーツ(笑)野郎に自分がなっているとは!

これを要するに、ひとが何かに拒絶反応を示すのは、自分のなかに似たような(しかし認めたくない)要素があるときにかぎられる*1。自分が何にむかつくかを考えてみれば、自分の真の姿が見えてくるかもしれない。

*1:そう断言していいのかどうか