仕事とドーパミン


はてなダイアリー人気の記事にあがっているessaさんの記事はおもしろい。なるほどドーパミンね。そういうことには気がつかなかった。そういえば、まわりの人間を見渡しても、なんでこんなことに膨大な時間を費やして苦痛でないのか、とふしぎな気がするような人がいるが、彼らの脳はそれでドーパミンを出しているんだと思えば納得もいく。

といっても、こういう観点はべつに新しいものではなくて、論語にも「これを知るものはこれを好むものにしかず、これを好むものはこれを楽しむものにしかず」と書いてある。好きこそものの上手なれ、というが、好きよりも上があったのだ。

究極の適材適所とは、各自が最大限にドーパミンを出せるような仕事につくことのできるシステムのことだろう。そのとき国力は最高になるだろうか?

しかしいっぽうではドーパミンが出すぎた結果としてボケ老人がふえそうな気もする。天才と狂人とは紙一重とはこういうことをも意味するのではないか?*1

*1:ニーチェドーパミン過剰で狂人になった、とかね