2011-05-16から1日間の記事一覧

ロレンス・スターン「トリストラム・シャンディ」

奇書といえば何番目かに必ず名前の出てくる本(朱牟田夏雄訳、岩波文庫)。それにしてもこれはとんでもない本だ。序盤が終ってようやく佳境に入りはじめた、まさにその部分で話が中断している。ただ、未完のくせにあまり未完らしくないのは、もし作者がこの…