2009-03-25から1日間の記事一覧

アンドレ・ジイド「地上の糧」

「モネルの書」と対比的に語られることが多いようなので、とりあえず読んでみた。訳は堀口大学による昭和28年のもの(角川文庫)。結論からいえば、両者はまったくの別物である。共通しているのは、反主知主義の書であること、アフォリズムによる教説が前…