2008-07-31から1日間の記事一覧

日夏耿之介「風雪の中の対話」

ゴスィック・ローマン詩体で有名な(?)著者の雑文集(1992年、中公文庫。原本は1955年刊行)。短い対話篇を集めたもので、暑いさなかに漫然と読むには適した本。これを読んでいると、なんとなく晩年の永井荷風の顔*1が思い浮んでくる。そして、精…