2007-12-10から1日間の記事一覧

ケート・D・ウィギン「少女レベッカ」

少女愛文学のふたつめ(大久保康雄訳、角川文庫)。これはダメだった。主人公のレベッカをいい子に仕立て上げすぎているし、それだけに彼女を取り巻く大人たちのえこひいきがまた尋常ではない。民主主義の風上にもおけない小説。小さい女の子が読んだらそれ…