2006-11-19から1日間の記事一覧

「唯一者とその所有」つづき

下巻読了。これは相当に過激で、どこまでも真摯で、完全にまっとうな本だ。スティルネルはこの本で「神」を葬り「人間」を殺す。「人間」が死んだあとにやってくるのは「唯一者」だ。そして、この唯一者はおのれを神にひとしい存在に祭り上げる。上の文で括…